10年の軌跡を振り返る:福井伝統工芸「匠ファッションショー」の影響
2014年の発起から10年が経ちました。
この間、私たちが取り組んできた福井伝統工芸「匠ファッションショー」の影響を振り返りながら、リライトしていきたいと思います。
このイベントは、当時の福井に思った以上の大きな反響をもたらしました。
特に全国版のNHKで放送された様子は、多くの人々に福井の伝統工芸の魅力を伝える貴重な機会となりました。
匠ファッションショー」の意義
「福井7人の工芸サムライ」のコンセプトの一つは、【1500年前から続く歴史、伝統、モノづくりの精神を全国に発信する】ことです。
この考え方は、当時の福井にとって非常に効果的でした。
2014年という時代に、福井の伝統工芸が全国的に認知されるきっかけを作ることができました。
2024年現在、福井の伝統工芸は県民にかなり浸透してきたと感じます。
「工場の祭典」や「福井伝統工芸アイドル」など、新しい取り組みも出現しました。
先駆けとしての「匠ファッションショー」は、福井の伝統工芸を広めるための良い取り組みだったといえるでしょう。
活動の維持とマネタイズの難しさ
ただし、私を含めて、これからの活動を維持していくことが大変であることも事実です。
大義名分は素晴らしいですが、マネタイズの難易度は高いのが現状です。
また、時代の流れに合う商品が10年間でほとんど見かけなくなったのも懸念点です。
私たちも幾度もチャレンジしてきましたが、なかなか思うような結果を出すことができていません。
さらに、行政も大金の補助金を使って芸能人を起用した商品開発を行いましたが、その後の展開は自然消滅しているように感じます。
福井の伝統工芸は、単に工芸品としての価値を追求するのではなく、ギフト、ノベルティ、体験、観光資源としての転換が必要だと考えています。
メディアに取り上げられた活動
私たちの活動は、メディアにも取り上げられてきました。
以下の媒体で紹介されたことで、多くの人々に私たちの取り組みが知られるようになりました。
・産経ニュース・NHKおはよう日本
・全国版 日本経済新聞
・でんみら
・産経WEST
・中日新聞
・福井新聞
・福井経済新聞
・産経ニュース
これらのメディア掲載は、私たちの活動を広める大きな助けとなりました。
福井の伝統工芸に関心を持つ人々が増え、私たちの取り組みにも多くの支持をいただくようになりました。
福井の誇りを持って
「東京にも負けない、お金では買えない誇れるものが福井にあるんだ」と自慢していきます。
私たちの伝統工芸品には、長い歴史と職人たちの技術が詰まっています。
この素晴らしい文化を未来へ繋げるため、引き続き努力を続けていきます。
今後も多くの方々に福井の伝統工芸を知っていただき、理解してもらえるように活動を続けていくつもりです。
私たちのプロジェクトに共感していただける方、興味を持っていただける方は、ぜひ応援をよろしくお願いいたします。
まとめ:伝統工芸を未来へ
2014年に始まった「匠ファッションショー」は、福井の伝統工芸を広めるための大きな一歩でした。
8年の時を経て、福井の伝統工芸は確実に進化し、県民に浸透しています。
私たちの活動はまだ始まったばかりですが、未来に向けて新たな挑戦を続けていきます。
福井の素晴らしい伝統工芸を次世代へ受け継ぐために、私たちの努力を惜しまない所存です。
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