福井フェニックスホテル特別室|七つの伝統工芸と笏谷石が彩る新たな空間
福井県は、古くから日本の文化や歴史に深く関わってきた地域です。
福井フェニックスホテル様と共に福井の誇る七つの伝統工芸と、地元で採れる笏谷石(しゃくだにいし)をふんだんに使用した特別室の改修が完了しました。
この特別室は、福井の伝統工芸を現代のインテリアデザインに巧みに取り入れ、訪れる方々に福井の文化や歴史を体感していただけるよう工夫されています。
この記事で分かること
・福井フェニックスホテルに使われた7つの伝統工芸のアイテム
・福井フェニックスホテル特別室の案内

福井の伝統を凝縮した部屋が完成しました
クリックできる目次
福井フェニックスホテルとは?

↑写真をクリックすると福井フェニックスホテルもHPに飛びます。
福井フェニックスホテルは、福井県福井市の中心部に位置するシティホテルです。
福井駅西口から徒歩3分の好立地にあり、ビジネスや観光に便利な場所に立地しています。
このホテルの主な特徴は以下の通りです
福井フェニックスホテルの特徴
- 多様な客室タイプ
- 和のテイスト
- 充実した施設
- 地域との連携
- 多様な客室タイプ:高級なロイヤルルームから標準的な部屋まで、様々なニーズに対応した客室を提供しています。
- 和のテイスト:福井の七つの伝統工芸品を使用したロイヤルスイートルームや、地元書家の作品を展示するなど、和の要素を取り入れています。特に、福井の伝統工芸品「若狭めのう細工」を取り入れたデザインは訪れる人々に特別な印象を与えています。
- 充実した施設:和食朝食ビュッフェ、会議・宴会場など、多様な用途に対応できる施設を備えています。
- 地域との連携:地元の食材を活かした料理の提供や、福井の文化や伝統を体験できる機会を設けています。
特に、ホテルの館内では若狭めのう細工を活用したサインプレートや装飾が随所に見られ、その美しさと精巧さは、福井の伝統工芸の魅力を肌で感じる貴重な体験となっています。
福井フェニックスホテルは、株式会社六大陸が運営するホテルで、ビジネスホテルや飲食店経営、不動産賃貸なども手がけています。

福井駅からすぐ近くです。ホテル内の和食 茶房 養浩館がオススメです。
特別室の使われた福井の七つの伝統工芸とは?

福井県には、長い歴史の中で育まれた「国指定の七つの伝統工芸」があります。
これらの工芸は、時を経てもなお、その美しさや技術力が評価され続けています。
今回の福井フェニックスホテル特別室には、これらの工芸品がさりげなく、効果的に組み込まれています。
- 越前和紙
日本最古の手漉き和紙である越前和紙は、約1500年の歴史を誇ります。
その優れた品質と耐久性から、書道や絵画、装飾に至るまで幅広く利用されてきました。
今回の特別室では、壁紙や照明のシェードに越前和紙が使用されています。 - 越前漆器
約1500年の歴史を持つ越前漆器は、日本でも最古の漆器技術の一つです。
艶やかな漆の光沢が特徴で、特別室の家具や装飾に取り入れられました。 - 越前打刃物
福井の打刃物は700年以上の歴史があり、その精度と耐久性で高い評価を得ています。
今回の特別室では、インテリアの一部として、刃物作りの技術を応用したタオル掛けが設置されました。 - 越前焼
越前焼は、福井の豊かな自然の中で作られる素朴で力強い陶器です。
今回の特別室では、越前焼の洗面台が配置されました。 - 若狭塗
若狭塗は、貝殻や金銀粉を用いた華やかな塗り技法が特徴です。
特別室の壁にインテリアとして若狭塗が使用されました。 - 越前箪笥
堅牢さと美しい彫刻が特徴の越前箪笥。
特別室には、越前箪笥の技術が活かされた化粧台が配置されました。 - 若狭めのう細工
若狭地方で生まれた「若狭めのう細工」は、美しい色彩と自然が作り出す独特の模様が特徴です。
今回の特別室では、若狭めのうを用いたナンバープレートが空間に彩りを添えています。
福井フェニックスホテル・若狭めのう細工のナンバープレート

福井フェニックスホテル特別室の入り口には、福井の伝統工芸の一つである「若狭めのう細工」が施されたナンバープレートが取り付けられています。
若狭めのう細工は、美しい石目模様と色彩が特徴で、自然の中で形成された石の独特の美しさが光ります。
このナンバープレートは、訪れる人を迎える際に、福井の自然と職人技の融合を感じさせる特別な要素となっています。
福井フェニックスホテル・笏谷石の魅力を最大限に引き出した特別室

福井県で採れる「笏谷石(しゃくだにいし)」は、古くから建築や装飾に使われてきた石材です。
その美しい灰青色と加工のしやすさで知られています。
今回の福井フェニックスホテル特別室の改修では、この笏谷石を壁や床にふんだんに使用し、その自然の持つ静寂さと重厚感を最大限に引き出すデザインとなっています。
笏谷石の静かな青い風合いは、部屋全体に落ち着いた雰囲気をもたらし、訪れる方々がリラックスできる空間を提供します。
石の自然な模様と質感が、まるで自然の中にいるかのような安らぎを感じさせてくれます。
福井フェニックスホテル・越前焼を使用した洗面ボウル

福井フェニックスホテルの洗面台には、福井の伝統工芸「越前焼」が使われています。
越前焼はその素朴で力強い風合いが特徴で、この洗面ボウルにも越前焼の温かみが感じられます。
手仕事の温もりが伝わる陶器のボウルは、シンプルでありながら存在感があり、日常の中で特別な瞬間を演出します。
越前焼は、その耐久性と美しさで、日常の道具としても優れています。
こうした伝統工芸品が、現代の生活空間にも取り入れられていることで、訪れる人々に歴史と文化の深みを感じさせることができます。
福井フェニックスホテル・若狭塗を活かした壁の装飾

福井フェニックスホテル特別室の壁には、若狭塗の技法が用いられた装飾が施されています。
若狭塗は、貝殻や金銀粉を使用した華やかな塗りが特徴で、光を反射することで繊細な輝きを放ちます。
この装飾は、部屋全体に上品で落ち着いた雰囲気をもたらし、訪れる方に視覚的な癒しを提供します。
若狭塗の技術は、長い年月をかけて培われてきたもので、その華やかさと精密さは一見の価値があります。
この福井フェニックスホテル特別室では、そうした伝統工芸の美しさが存分に感じられる空間が広がっています。
福井フェニックスホテル・越前漆器で彩られた壁面の塗り
壁面には越前漆器の技法が取り入れられ、その深い艶と滑らかな質感が、空間に独特の高級感を与えています。
越前漆器は、日本でも最古の漆器技術の一つで、約1500年の歴史があります。
福井フェニックスホテル特別室の壁面に施された漆の光沢が、現代的なインテリアと調和し、伝統とモダンの融合が見事に表現されています。
漆の深みのある黒が、光の加減によって異なる表情を見せ、静けさと同時に洗練された美しさを感じさせます。
この壁面は、ただの装飾としてだけでなく、空間そのものをアートとして演出しています。


福井フェニックスホテル・越前箪笥を活用した化粧台

化粧台には、福井の伝統的な家具「越前箪笥」が活用されています。
越前箪笥は、堅牢さと美しい彫刻が特徴で、実用性と美しさを兼ね備えた家具です。
この化粧台も、シンプルながら職人の技が光るデザインで、使いやすさと高級感を両立しています。
越前箪笥は、収納力も優れており、日々の生活の中で便利に使えるだけでなく、そのデザインは一つの芸術作品としても評価されています。
この福井フェニックスホテル特別室では、伝統工芸の美しさを感じながら、実際に手に取って使うことができるという贅沢な体験が可能です。
福井フェニックスホテル福井の文化と自然が融合した特別空間
こちらのホテルですが、福井駅から3分のとこにあります。料金は高めですが、福井の伝統工芸を使った和モダンの館内、一部部屋、福井県出身書家が描くフェニックス、福井県のご当地料理朝食ハーフビュッフェがあるのが特徴です。 pic.twitter.com/bxTjr4zh4s
— 加賀(緑園)えぼし@蓮と能登復興応援🪷🍶 (@ldVriLFbMq99337) October 12, 2024
この福井フェニックスホテル特別室は、福井の豊かな自然と伝統文化を融合させた空間です。
訪れる方々は、福井の伝統工芸の美しさや歴史を体感し、地元で採れた笏谷石の静謐さと力強さを感じながら、特別な時間を過ごすことができます。
福井の職人たちが手掛けた精巧な技術と、福井の自然が見事に融合したこの特別室で、ぜひ心身ともにリラックスしながら、特別なひとときをお楽しみください。
福井の魅力は、歴史や文化だけでなく、自然との調和にもあります。
この福井フェニックスホテル特別室は、そんな福井の魅力を存分に感じられる場所として、訪れる方々に特別な体験を提供します。
福井で体験できる工芸体験も下記の記事にまとめましたので参考にしてください。
福井フェニックスホテルで福井の魅力を体験しに来てください
本日宿泊🏨🛀 福井フェニックスホテル
— iwazun🏨🛀 (@iwazun_) December 6, 2023
キレイ🙂 pic.twitter.com/lMRxUGz0id
これからも、福井の文化や伝統を守りながら、新しい価値を創造していく取り組みを続けてまいります。
ぜひ、福井の魅力を体感しに、この福井フェニックスホテル特別な空間へお越しください。
お部屋はこちらになります。
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