「RENEW2024」やなせ和紙の工場見学ツアー|越前和紙の魅力と巳年干支色紙の製造体験

11月1日から福井県で行われるものづくりイベント「RENEW2024」が開催中です。

今年もたくさんの工房が参加し、
さまざまな体験や工場見学を通して、
福井の伝統工芸を感じる絶好の機会となっています。

その中でも特に注目したいのが、
やなせ和紙の工場見学です。

やなせ和紙の魅力

やなせ和紙は、越前和紙の伝統を受け継ぎ、
手作業で丁寧に紙を漉き上げる技術を持つ工房です。

越前和紙は1500年以上の歴史を持ち、
生活や芸術の中で長く親しまれてきました。

強度や質感が独特で、
一般的な紙と異なる趣を持つため、
現代でもアート作品や雑貨など幅広い分野で使用されています。

巳年の干支色紙の製造工程を見学


今年のやなせ和紙の工場見学ツアーでは、
来年の干支である「巳(へび)」の
干支色紙の製造工程を間近で見ることができます。

干支色紙は、毎年の干支に基づいたデザインで、
年始に贈る縁起物としても人気です。

この製造過程を見学できる機会は非常に貴重で、
熟練の技術が生きる越前和紙ならではの質感や色合いが楽しめます。

ツアーのポイント


工場見学は予約優先制で、
飛び入り参加や途中参加も可能です。

ただし、より確実に見学するためには、
事前予約をおすすめします。

見学では、和紙がどのようにして作られ、
形やデザインが加工される工程が分かりやすく説明されます。

和紙作りの細かな技術や繊細な作業を目の当たりにすることで、
普段使用している紙とは異なる「和紙」の魅力が改めて実感できるでしょう。

安全面への配慮も重要


やなせ和紙の工場内は、
足元が湿っている箇所があるため、
滑りにくい靴での来場が推奨されています。

安全面に配慮したうえで、工場見学をお楽しみください。
また、工場内では貴重な機械や製品が多く稼働しているため、
ガイドの指示に従い、安全に見学しましょう。

RENEW2024での他のワークショップや展示


やなせ和紙以外にも、
RENEW2024では福井県内の多くの工房やクリエイターが参加し、
工芸品の展示販売やワークショップが開催されます。

福井の伝統工芸品を購入できる機会でもあり、
地元ならではの素材やデザインに触れることができます。

例えば、越前漆器のグラデーション箸作り体験、
越前陶器の絵付け体験など、
多様なワークショップが用意されています。

越前和紙の魅力と未来


越前和紙は長い歴史とともに、
現代の生活にも多く取り入れられています。

やなせ和紙を始めとする越前和紙の工房では、
新しい技術やデザインの導入も進んでおり、
伝統と現代の融合が見られます。

特に和紙を使ったインテリアや雑貨は人気が高まっており、
海外のアーティストやデザイナーからも注目を集めています。

越前和紙の魅力とは

RENEW2024に参加する理由


RENEW2024は、
地域の伝統工芸やものづくり文化を支える重要なイベントです。

特に、やなせ和紙の工場見学では、
普段は見られない和紙の製造工程を通じて、
越前和紙の奥深さや職人の技術を知ることができます。

また、福井県内外から多くの来場者が集まり、
和紙やその他の伝統工芸品の新しい活用方法や可能性を考えるきっかけとなります。

【RENEW/2024開催概要決定!】 | RENEW 2024

福井を代表する、ものづくりイベント。年に一度だけ開かれる "見て、知って、体験する"

まとめ
RENEW2024におけるやなせ和紙の工場見学ツアーは、
予約優先で飛び入り参加も可能です。

来年の干支「巳」をテーマにした色紙の製造過程を間近で見られる貴重な機会ですので、
福井の伝統工芸や越前和紙に興味がある方はぜひ参加してみてください。

歴史ある和紙の技術に触れることで、日常では味わえない特別な体験ができるはずです。

イベント情報

  • イベント名:RENEW2024
  • 日程:11月1日〜3日
  • 場所:福井県越前市、周辺各所
  • やなせ和紙工場見学:予約優先制、途中参加可能
  • 注意事項:工場内は足元が濡れていますので滑りにくい靴でお越しください。

福井県の秋を彩る「RENEW2024」、ぜひ足を運んでみてください。